毎日パソコンとオーブンとの格闘が続いております。開業にちょこっとずつ近づいております。
さてさて・・・興味深い記事がありました。
ネスレの菓子や飲料の半分以上は「健康的ではない」…同社幹部も認識 | Business Insider Japan
以下引用文です。
『ニューヨークで開かれたネスレの記者会見場には、同社の菓子類が展示されていた。
ネスレの食品や飲料の大半は、一般的に認識されている「健康」の定義に合致しない。
加工食品や飲料のうち、国際的な健康基準を満たすものは、わずか37%だった。
フィナンシャル・タイムズが入手した社内資料で、同社がこの問題を認識していたことがわかった。
ネスレ(Nestlé)の昔からある菓子や飲料の60%以上が、国際的に認められた健康基準を満たしていないことが、フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が入手した社内資料でわかった。
「我々の製品とそのカテゴリーには、いくら刷新しても、健康的にはならないものがある」と同社の幹部が出席するプレゼンテーションの中で述べられている。
ネスレのマーク・シュナイダー(Mark Schneider)CEOは2020年9月、同社は製品を健康的にするために引き続き投資を続けるが、菓子やチョコレートは人間の深い要求に応えるものなので、今後も存在し続けるだろうと、ブルームバーグに語っている。
「健康的」の定義はAccess to Nutrition Foundationなどの国際調査機関が使用している、オーストラリアの5段階評価システムを基にしている。健康的とみなされるためには、3.5以上のスコアが必要だ。
このような指標は「消費者に情報に基づいた選択を可能にする。だが、すべてを網羅しているわけではない」と、同社の広報担当者はInsiderに書面で述べた。
「当社売り上げの約半分は、これらのシステムに該当しない。その中には、幼児用食品、ある種の健康食品、ペットフードなど、それぞれの栄養基準の規制に則った商品群が含まれている」
さらに「我々は、健康的な食生活とは健康と楽しさのバランスを取ることだと考えている。そこには、スイーツなどの適度に消費される嗜好品が存在する余地がある」と、担当者は付け加えた。
プレゼンテーションでは、ネスレ傘下のブランドが製造、販売する、健康的ではない商品のデータが取り上げられていた。
「ホット・ポケッツ(Hot Pockets)」のペパロニピザ味の1食分には、1日の塩分摂取量の48%が含まれ、「ディジョルノ(DiGiorno)」のミート・クロワッサン・クラストピザにも同40%が含まれる。糖分について見ると、ネスレのオレンジ風味の飲料「サンペレグリノ(San Pellegrino)」には100mlあたり7.1gの糖分が、「ネスクイック(Nesquik)」のイチゴ風味ミルクパウダーには、1食分に14gの糖分が含まれる。
「ネスクイックのイチゴ風味ミルクパウダーは、1日の始まりとして子どもの朝食に最適」と、この商品の販促資料には書かれている。
「我々は製品を大幅に改良してきた。だが、規制の圧力と消費者のニーズは急増しており、我々の商品ラインナップは、外部による健康の定義を依然として満たしていない」と、プレゼンテーションでは述べられていた。
コーネル大学で栄養学の研究を行っているマリオン・ネスレ(Marion Nestle、ネスレ社とは無関係)教授は、ネスレのような大手上場企業には健康的な食品をラインナップすることは難しいだろうとフィナンシャル・タイムズに語った。
「食品会社の仕事は、株主にお金をもたらすことであり、可能な限り早く、多くの額をもたらすことだ」と、彼女は述べた。
「彼らは、大勢の人々に受け入れられて、できるだけ多くの人に買ってもらえる商品を販売している。それはジャンクフードだ」
「ネスレはとても賢い企業だ。少なくとも私が研究部門の従業員と話し合ったときはそう思った。だが、彼らは深刻な問題を抱えている」と彼女は付け加えた。
「研究部門の従業員は、味の特徴を変えずに塩分や糖分を減らす方法を何年も研究しているが、うまくいっていない」』以上引用終了
『健康的な食生活とは健康と楽しさのバランスを取ることだと考えている。そこには、スイーツなどの適度に消費される嗜好品が存在する余地がある』
そのバランスって本当に難しいと思います。黒猫スイーツのスイーツが健康と楽しさのバランスが取れているものであったらいいなあ・・・。
さて、明日も頑張りますか!!
ちなみに『Access to Nutrition Foundation』は
すべての人の栄養を改善する
健康的で手頃な価格の食事に対する民間部門のパフォーマンスを促進する
とありました。(Aiに翻訳してもらいました)評価の基準を探したけれど見つかりませんでした。